“おんぎよく”の漢字の書き方と例文
語句割合
音曲100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
明治芸人鑑めいぢげいにんかがみ」と題して俳優音曲おんぎよく落語家の人名を等級別に書分かきわけたもの、又は、「新橋芸妓評判記しんばしげいしやひやうばんき」「東京粋書とうきやうすゐしよ」「新橋花譜しんばしくわふ」なぞ名付なづけた小冊子もある。
虫干 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
さがしけるに吉原のくるわ第一の妓樓ぢようろやにて京町の三浦屋に米搗こめつきの口有り一ヶ年給金三兩にて住込すみこみ日毎ひごとに米をつくを以て身の勤めとはなしにける然るに物がたき傳吉は鄭聲ていせい音曲おんぎよく洞房どうばう花燭くわしよくたのしみを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「何んとか檢校——といふと音曲おんぎよくの方か」