“おおとこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大床50.0%
大店50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
部屋には小ざっぱりと身じたくをした女中じょちゅうが来て寝床をあげていた。一けん半の大床おおとこに飾られた大花活はないけには、菊の花が一抱ひとかかえ分もいけられていて、空気が動くたびごとに仙人せんにんじみた香を漂わした。
或る女:2(後編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)
何うもょうがねえなア、冗談じゃアねえぜ、大店おおとこなんてえもなアおおまかだなア、おらッちの身の上では百両の金で借金を残らず払って、い正月が出来るんだが、本当に
文七元結 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)