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おおゆか
ふりがな文庫
“おおゆか”の漢字の書き方と例文
語句
割合
大床
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大床
(逆引き)
彼は
大床
(
おおゆか
)
の
階段
(
きざはし
)
の下で狐を射損じたために
勅勘
(
ちょっかん
)
の身となった。その後いずこに忍んでいるとも聞かなんだが、さては山科に隠れていて、藻は彼の娘であったか。
玉藻の前
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
焔は荒い
格子組
(
こうしぐみ
)
のすぐ外まで来ているし、黒い火屑は
大床
(
おおゆか
)
を吹きこがされて自分の膝のそばにも溜った。けれど、如何ともする
術
(
すべ
)
もない。
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「ああ……」涙こそながさないが、範宴は全身の悲しみを投げだして、氷のような
大床
(
おおゆか
)
へ
俯
(
う
)
つ
伏
(
ぶ
)
してしまった。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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(11作品)
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