“おおたな”の漢字の書き方と例文
語句割合
大店100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大問屋町にすむと、土地の名によって、地方取引先の信用につなげるので、この大店おおたなの中にあって、びっくりするような小店舗がある。
近辺の大店おおたな向きやお屋敷方へも手広く出入りをするので、町内の同業者からはとんだ商売がたきにされて、何のあいつが吉新なものか、煮ても焼いても食えねえ悪新だなぞと蔭口かげぐちたたく者もある。
深川女房 (新字新仮名) / 小栗風葉(著)