“おほだな”の漢字の書き方と例文
語句割合
大店100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは宿を出て、娘と出あふ通り迄行かないうちに南へ曲る一筋の路の、小半町とも無いところにある、日華洋行と云ふ金看板を掲げた、昔の大店おほだなを今風に改造したやうな、大阪特有の店構だつた。
大阪の宿 (旧字旧仮名) / 水上滝太郎(著)
祭物見まつりものみ大店おほだな
春鳥集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
日本橋の大店おほだなの若旦那との間に、——私が十六の時生んだ娘でした。お店に置くのが面倒で、月々仕送つて頂いて此處に置きました。