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えちぜん
ふりがな文庫
“えちぜん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
越前
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
越前
(逆引き)
だから、秀吉は、かれに対しては、本領の
若狭
(
わかさ
)
、
近江
(
おうみ
)
、
越前
(
えちぜん
)
、
加賀
(
かが
)
の一部など、百万石に近い
報酬
(
ほうしゅう
)
と優遇をもってした。当然な報恩である。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
水野
越前
(
えちぜん
)
の
勤倹御趣意
(
きんけんごしゅい
)
のときも、
鼈甲
(
べっこう
)
の
笄
(
かんざし
)
をさしていて、外出するときは
白紙
(
かみ
)
を巻いて平気で歩いたが、
連合
(
つれあい
)
卯兵衛が代ってお
咎
(
とが
)
めをうけたのだ。
旧聞日本橋:20 西川小りん
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
大体石屋根は日本で極めて珍らしく、
越前
(
えちぜん
)
や紀伊に多少あると聞いたが、それは皆普通の屋根瓦を
摸
(
も
)
した形である。
野州の石屋根
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
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