“えきでん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
駅伝57.1%
掖殿14.3%
易田14.3%
驛傳14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
九月に北へ立った五千の漢軍かんぐんは、十一月にはいって、疲れ傷ついて将を失った四百足らずの敗兵となって辺塞へんさい辿たどりついた。敗報はただちに駅伝えきでんをもって長安ちょうあんの都に達した。
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)
烏芻沙摩変成男子うすさまへんじょうなんしの法、五大虚空蔵、六観音、六字訶臨訶利帝母かりんかりていも、八字文殊普賢延命ふげんえんみょう護摩ごまの煙りを内苑に満たせ、振鈴しんれいの音を掖殿えきでんに響かせ、祈り立て祈り立てしている筈じゃ。
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
大宝令にいわゆる易田えきでんは、日本語では反町に当るともいえよう。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
病院の中庭なかには驛傳えきでん馭者ぎよしや來り
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)