“えきき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
奕棋33.3%
奕禧33.3%
疫鬼33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
奕棋えきき、営造、音律、何にもにも通暁して、茶も此人から蔡嚢さいじょうへかけて進歩したのであり、蹴鞠しゅうきくにまで通じていたか、其詩が温公詩話と詩話総亀とに見えている。
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
本家では桂山けいざん、名は元かん、字は廉夫れんふが、抽斎の生れた文化二年には五十一歳、その子柳沜りゅうはん、名はいん、字は奕禧えききが十七歳、末家では茝庭さいてい、名は元堅げんけん、字は亦柔えきじゅうが十一歳になっていた。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
ゆうべ語っていた者どもは疫鬼えききの群れであったことを初めてさとった。