“うはおほひ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
上被50.0%
上覆50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
依田竹谷よだちくこく、名はきんあざなは子長、盈科齋えいくわさい、三谷庵こくあん、又凌寒齋りようかんさいと號した。文晁ぶんてうの門人である。此上被うはおほひに畫いた天保五年は竹谷が四十五歳の時で、後九年にして此人は壽阿彌にさきだつて歿した。
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
袱紗は燧袋形ひうちぶくろなりに縫つた更紗縮緬さらさちりめん上被うはおほひうちに入れてある。
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
本人の部屋といふ奧の六疊に、まだ入棺にも及ばず寢かしてありますが、上覆うはおほひを取つて一と眼。
銭形平次捕物控:180 罠 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)