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うつむきがち
ふりがな文庫
“うつむきがち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
低頭勝
66.7%
点頭勝
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
低頭勝
(逆引き)
一人はそれとは正反対に、背の低い、色の浅黒い
痩
(
やせ
)
こけた体格で、其顔には
極
(
ご
)
く単純な思想が
顕
(
あら
)
はれて居るばかり、
低頭勝
(
うつむきがち
)
なる眼には
如何
(
いか
)
なる空想の影をも宿して居るやうには受取れなかつた。
重右衛門の最後
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
二人になるより早く、時雄は昨日の消息を知ろうと思ったけれど、芳子が
低頭勝
(
うつむきがち
)
に
悄然
(
しょうぜん
)
として後について来るのを見ると、何となく
可哀
(
かわい
)
そうになって、胸に
苛々
(
いらいら
)
する思を畳みながら、黙して歩いた。
蒲団
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
うつむきがち(低頭勝)の例文をもっと
(2作品)
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点頭勝
(逆引き)
合憎
(
あいにく
)
われとは
大分
(
だいぶ
)
はなれて居たのでよくは分らぬが、年は廿七、八まだ三十には成るまい、
不絶
(
しじゆう
)
、
点頭勝
(
うつむきがち
)
に、こちらに
脊
(
せ
)
を
向
(
む
)
けて腰かけて居る
夜汽車
(新字旧仮名)
/
尾崎放哉
(著)
うつむきがち(点頭勝)の例文をもっと
(1作品)
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