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うちみず
ふりがな文庫
“うちみず”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
打水
93.3%
撒水
6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
打水
(逆引き)
下には
張物板
(
はりものいた
)
のような細長い庭に、細い竹が
疎
(
まばら
)
に生えて
錆
(
さ
)
びた
鉄灯籠
(
かなどうろう
)
が石の上に置いてあった。その石も竹も
打水
(
うちみず
)
で皆しっとり
濡
(
ぬ
)
れていた。
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
本郷元町
(
ほんごうもとまち
)
に土蔵構えのかなりな呉服屋があって、番頭小僧とも十人ほどの頭が見え、「山岡屋」と染め抜いた
暖簾
(
のれん
)
の前では小僧がしきりに
打水
(
うちみず
)
をやっていると
大菩薩峠:01 甲源一刀流の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
うちみず(打水)の例文をもっと
(14作品)
見る
撒水
(逆引き)
そんなとき、私は
憂鬱
(
ゆううつ
)
な心を抱いて、街上の
撒水
(
うちみず
)
が淡い灯を映した
宵
(
よい
)
の街々を、
微
(
かす
)
かな
風鈴
(
ふうりん
)
の音をききながら、よくふらふらと
逍遙
(
さまよい
)
あるいたものであった。
郷愁
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
うちみず(撒水)の例文をもっと
(1作品)
見る
“うちみず”の意味
《名詞》
うちみず【打ち水】
ほこりをしずめたり、涼をとるために道や庭に水を撒くこと。水撒き。その水。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
うちみづ
さっすい
さんすゐ
まきみず
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みづまき