“うちまた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
内股90.0%
打跨10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その高いまちれた内股うちまたにひびが切れて、風呂に入るとこれにひどくしみて痛むのもつらかった。
新年雑俎 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
そのまま内股うちまたに駈けてゆくお艶のうしろ姿に、源十郎の眼がじいっと焼きついたと見ると
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
「やツ、」とひとツ、棄鉢すてばち掛聲かけごゑおよんで、敷居しきゐ馬乘うまのりに打跨うちまたがつて、太息おほいきをほツとく……
浅茅生 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)