“うちきず”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
打疵42.9%
打傷28.6%
打創14.3%
打撲傷14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
眉間みけん打疵うちきずを受けました、其の時私は蟠龍軒を始め一同の者を打果うちはたそうかとは思いましたが、予て母の意見もあります事ゆえ、無念を忍んで其の儘帰宅いたしました
後の業平文治 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
曲馬きよくばの馬のたゞれてゆるなき打傷うちきずいづれぞ。
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
「そのほか、身体中、処嫌ところきらわず打創うちきずかすり創だが、それらは大したことはない」
大菩薩峠:06 間の山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
數ヶ所の打撲傷うちきずを拵へただけで、一時驚きもし痛みもしたことでせうが、先ず生命に別條もなく血を流す程でもないといふことがわかりました。