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処嫌
ふりがな文庫
“処嫌”の読み方と例文
読み方
割合
ところきら
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところきら
(逆引き)
鍛冶倉は縄を口でしごいて、
処嫌
(
ところきら
)
わず金蔵を縛ろうとする。縛られまいとして、一生懸命の力は金蔵といえども
侮
(
あなど
)
るべからず。
大菩薩峠:04 三輪の神杉の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
始めとして
到処
(
いたるところ
)
西洋まがひの建築物とペンキ塗の看板痩せ衰へた
並樹
(
なみき
)
さては
処嫌
(
ところきら
)
はず無遠慮に突立つてゐる電信柱と又目まぐるしい電線の網目の為めに
路地
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
そのせいか今だに
処嫌
(
ところきら
)
わず西洋料理の通を振廻し、二言目には英語の会話を鼻にかけるハイカラであるが、酒もさしては呑まず、遊びも大一座で景気よく騒ぐよりは
夏すがた
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
処嫌(ところきら)の例文をもっと
(4作品)
見る
処
常用漢字
小6
部首:⼏
5画
嫌
常用漢字
中学
部首:⼥
13画
“処”で始まる語句
処
処女
処々
処刑
処置
処分
処刑場
処女心
処刑台
処方
“処嫌”のふりがなが多い著者
中里介山
永井荷風