“いなかまち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
田舎町90.0%
田舎街10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちいさな、田舎町いなかまちは、おなじように、はやくから、どこのみせめてしまいました。正吉しょうきちは、平常ふだんあるれていましたので、一筋ひとすじみちをたどってゆきました。
幸福のはさみ (新字新仮名) / 小川未明(著)
自分は所用あって田舎町いなかまちの雑貨店に立ち寄っていると、一人の百姓娘が美顔用の化粧品を買いに来た。
貧乏物語 (新字新仮名) / 河上肇(著)
わびしい単調な田舎街いなかまちながめが眼の前にあった。(これからさき、これからさきは、悲しいことばかりがつづくだろう)
死のなかの風景 (新字新仮名) / 原民喜(著)