“いかけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鋳掛50.0%
鑄掛37.5%
鑄懸12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
狸穴まみあなに落合って暮すうち、福島と岩根は折合をつけた。藤助という鋳掛いかけの心得のある下男にタガネを拵えさせ、未刻印小判にタガネを入れて、三千両を
「あつしの外に同じ路地内に住んでゐる鑄掛いかけ屋の幸吉と——親分も知つて居るでせう三十二三の、少し耳の遠い、——それから隣り町の植木屋の職人で有太郎といふ若いの」
しき是へ御上りあれといふゆゑ長八は御構下おかまひくださるなと其所へあが四邊あたりを見るにかべの方は破れたる二まい屏風びやうぶを立回し此方にはくづれ懸りし一ツべつゝひすみ鑄懸いかけか眞黒にくすぶりたるなべ一ツを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)