“いいや”の漢字の書き方と例文
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「小供の衣服きものよりは、おあしで上げた方が好かつたか知ら!」と考へた。そして直ぐに、「いいや、まだ有るもの!」と、今しも机の上に置いた財布かみいれに目を遣つた。
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
いいや外宮げっくさんも内宮ないくさんも昨日済んで、今日はこの辺と二見さ」
ぐうたら道中記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
いいや、俥ん通る道は彼方にあるだが、これが近路だで」
ぐうたら道中記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)