“あをあらし”の漢字の書き方と例文
語句割合
青嵐100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
青葉が中にもれ玉へる御境涯を想ひやりては、小生も何となう青嵐あをあらしに胸吹き払はるゝ心地いたし候。云々
閑天地 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
馬車をりると折好く蒸汽が来た。初夏はつなつのセエヌ河の明るい水の上を青嵐あをあらしに吹かれて巴里パリイはひつた。アレキサンダア三世けうの側から陸にあがつて橋詰で自動車に乗つた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)