“あらかい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
荒海66.7%
荒甲33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わびたる田舎町、荒海あらかいの路傍で、車をとめる。庄屋造りの旧家を横手に見、ふと、物好きを起こして、素朴な人々を驚かせ、あちこち、屋造りの様式を見学させてもらったのである。
随筆 新平家 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
岩代南会津郡荒海あらかい村大字糸沢字程窪
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
そこで物部もののべ荒甲あらかいの大連、大伴おおとも金村かなむらの連の兩名を遣わして、石井を殺させました。天皇は御年四十三歳、丁未ひのとひつじの年の四月九日にお隱れになりました。御陵は三島のあいみささぎです。