“あらみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
新身61.5%
新刀30.8%
荒海7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これは多く田舎出の侍が新身あらみの刀を試すとか、経験のために人を斬るので、夜中人通りの淋しい処に待ち構えて通行人を斬った。斬られるのは大抵平民であった。
鳴雪自叙伝 (新字新仮名) / 内藤鳴雪(著)
新刀あらみ試しの辻斬り? よくあるやつです。
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
私は、小湊こみなと荒海あらみ天津あまつたえうらあたりの浜辺に遊んでいる真黒なはなたらしの漁師の子供を見るたびに、聖日蓮ここにありと、いくたび感激の涙をこぼしたか知れません。
大菩薩峠:23 他生の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)