“あらこ”のいろいろな漢字の書き方と例文

カタカナ：アラコ

語句	割合
荒子	33.3%
荒甲	33.3%
荒籠	33.3%

荒子

さらに尾州荒子（あらこ）の時代から仕えておった奥村家のような移住者もある。

名字の話 (新字新仮名) ／ 柳田国男(著)

荒甲

その夜から、奴国（なこく）の野心ある多くの兵士（つわもの）たちは、不弥（うみ）の女を捜すために宮を発った。彼らの中に荒甲（あらこ）という一人の兵士があった。

日輪 (新字新仮名) ／ 横光利一(著)

荒籠

すなはちその伊豆志河（いづしかは）の河島の一節竹（よだけ）^一二を取りて、八（や）つ目（め）の荒籠（あらこ）^一三を作り、その河の石を取り、鹽に合へて^一四、その竹の葉に裹み、詛言（とこひい）はしめしく^一五

古事記：02 校註　古事記 (その他) ／ 太安万侶、稗田阿礼(著)