“あつ/\”の漢字の書き方と例文
語句割合
熱々100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ばんごと喧嘩けんくわをしてめてやるのだが隨分ずゐぶんおもしろいよとはなしながら、鐵網かなあみうへもちをのせて、おゝ熱々あつ/\指先ゆびさきいてかゝりぬ。
わかれ道 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
つて見れば一種人間的な、本然的な優しい真実な思ひ遣り、さういつたやうなものが、お信さんの胸から、ぢかに熱々あつ/\と感ぜられたのであつた。
乳の匂ひ (新字旧仮名) / 加能作次郎(著)