“あさけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:アサケ
語句割合
朝明94.7%
朝署5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この朝明あさけしぐるる見れば、霧ふかく時雨るる見れば、うち霧らひ、霧立つ空にいや黒くそのうかび、いや重く下べしづもり、いや古く並び鎮もる、なべてこれ墨の絵の杉、見るからに寒しいつかし
このねぬる朝明あさけの風にかをるなり軒端の梅の春のはつはな
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)
また「いかにかねぎつる」と詔りたまひしかば、答へて白さく、「朝署あさけに厠に入りし時、待ち捕へつかひしぎて、その枝を引ききて、こもにつつみて投げてつ」