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『民族優勢説の危険』
ふりがな文庫
『
民族優勢説の危険
(
みんぞくゆうせいせつのきけん
)
』
右に述べた歴史の長短と聯想されて起る問題は大和民族の立場である。我々が新聞や演説に常に天孫民族ということを聞くは、あたかも排外的米人がアングロ・サクソン民族とかノールディックとかを振りまわすように、耳ざわりとなるほど多いのである。果して大和 …
著者
新渡戸稲造
ジャンル
社会科学 > 社会 > 社会学
初出
「東西相触れて」1928(昭和3)年10月29日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約6分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
旧
(
ふる
)
据
(
す
)
頭脳
(
あたま
)
逆上
(
のぼ
)
編纂
(
へんさん
)
疑
(
うたが
)
由
(
よし
)
独逸
(
ドイツ
)
揃
(
そろ
)
作物
(
さくぶつ
)
徒
(
いたず
)
弊害
(
へいがい
)
寥々
(
りょうりょう
)
大和
(
やまと
)
呼
(
よ
)
勃興
(
ぼっこう
)
做
(
な
)