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『源之助の一生』
ふりがな文庫
『
源之助の一生
(
げんのすけのいっしょう
)
』
田圃の太夫といわれた沢村源之助も四月二十日を以て世を去った。舞台に於ける経歴は諸新聞雑誌に報道されているから、ここにはいわない。どの人も筆を揃えて、江戸歌舞伎式の俳優の最後の一人であると伝えているが晩年の源之助は寄る年波と共に不遇の位地に置 …
著者
岡本綺堂
ジャンル
芸術・美術 > 演劇 > 歌舞伎
初出
「読書感興」1936(昭和11)年7月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約7分(500文字/分)
朗読目安時間
約12分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
怪
(
あやし
)
名残
(
なご
)
悼
(
いた
)
陥
(
おちい
)
逐
(
お
)
跋扈
(
ばっこ
)
蕭条
(
しょうじょう
)
立籠
(
たてこも
)
秀調
(
しゅうちょう
)
破目
(
はめ
)
殊
(
こと
)
殆
(
ほとん
)
一旦
(
いったん
)
幾何
(
いくばく
)
寧
(
むし
)
容
(
い
)
凋落
(
ちょうらく
)
仆
(
たお
)
亘
(
わた
)