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『浅間山』
ふりがな文庫
『
浅間山
(
あさまやま
)
』
浅間山の麓 萱の密生した広漠たる原野の中に、白樺、落葉松などの疎林が点在し、土地を区劃するための道路が、焼石の地肌をみせて縦横に延びてゐる。 緩やかな斜面に沿つて、粗末な小舎が一棟。斜面の尽きるあたりに、水量の乏しい渓流。温泉鑿掘のための櫓 …
著者
岸田国士
ジャンル
文学 > 日本文学 > 戯曲
初出
「改造 第十三巻第七号」1931(昭和6)年7月1日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約1時間5分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間48分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
姉妹
(
きようだい
)
小舎
(
カツテージ
)
刷
(
す
)
天辺
(
てつぺん
)
山林
(
やま
)
昨夜
(
ゆふべ
)
不味
(
まづ
)
温泉
(
ゆ
)
櫓
(
やぐら
)
訊
(
き
)
舁
(
かつ
)
自棄
(
やけ
)
経費
(
かゝり
)
粋
(
いき
)
独活
(
うど
)
注
(
つ
)
家
(
うち
)
他人
(
ひと
)