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『最上川』
ふりがな文庫
『
最上川
(
もがみがわ
)
』
最上川は私の郷里の川だから、世の人のいふ『お国自慢』の一つとして記述することが山ほどあるやうに思ふのであるが、私は少年の頃東京に来てしまつて、物おぼえのついた以後特に文筆を弄しはじめた以後の経験が誠に尠いので、その僅の経験を綴り合せれば、た …
著者
斎藤茂吉
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「東京日日新聞」1938(昭和13)年6月28日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約5分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
昨夜
(
よんべ
)
僅
(
わづか
)
毫
(
すこ
)
渺々
(
べうべう
)
食
(
く
)
弄
(
ろう
)
秘
(
ひそ
)
鮠
(
はや
)
上山
(
かみのやま
)
鮎
(
あゆ
)
縹茫
(
へうばう
)
綴
(
つづ
)
筈
(
はず
)
曳
(
ひ
)
旨
(
うま
)
日和
(
ひより
)
断崖
(
だんがい
)
彼
(
か
)
尠
(
すくな
)
其処
(
そこ
)