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『禅僧』
ふりがな文庫
『
禅僧
(
ぜんそう
)
』
雪国の山奥の寒村に若い禅僧が住んでゐた。身持ちがわるく、村人の評判はいい方ではなかつた。 禅僧に限らず村の知識階級は概して移住者でありすべて好色のために悪評であつた。医者がさうである。医者も禅僧とほぼ同年輩の三十四五で、隣村の医者の推薦によ …
著者
坂口安吾
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「作品 第七巻第三号」1936(昭和11)年3月1日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約19分(500文字/分)
朗読目安時間
約32分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
仰有
(
おつしや
)
牀机
(
しようぎ
)
順
(
したが
)
跫音
(
あしおと
)
視凝
(
みつ
)
血塗
(
ちまみ
)
蠑螈
(
いもり
)
菱
(
ひし
)
盥
(
たらい
)
異体
(
えたい
)
流眄
(
ながしめ
)
旅籠
(
はたご
)
敬々
(
うやうや
)
幟
(
のぼり
)
居堪
(
いたたま
)
将又
(
はたまた
)
半
(
なかば
)
区々
(
まちまち
)
題名が同じ作品
禅僧
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)