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『神田を散歩して』
ふりがな文庫
『
神田を散歩して
(
かんだをさんぽして
)
』
あるきわめて蒸し暑い日の夕方であった。神田を散歩した後に須田町で電車を待ち合わせながら、見るともなくあの広瀬中佐の銅像を見上げていた時に、不意に、どこからともなく私の頭の中へ「宣伝」という文字が浮き上がって来た。 それはどういうわけであった …
著者
寺田寅彦
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「解放」1922(大正11)年8月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約10分(500文字/分)
朗読目安時間
約16分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
合力
(
レザルタント
)
朋党
(
ほうとう
)
風靡
(
ふうび
)
遁世
(
とんせい
)
覊絆
(
きはん
)
禍
(
わざわい
)
神田
(
かんだ
)
瞥見
(
べっけん
)
漠然
(
ばくぜん
)
李
(
すもも
)
仁丹
(
じんたん
)
提灯
(
ちょうちん
)
懸崖
(
けんがい
)
宣
(
の
)
姑
(
しゅうとめ
)
善
(
よ
)
剣戟
(
けんげき
)
偏頗
(
へんぱ
)