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『田山花袋君に答う』
ふりがな文庫
『
田山花袋君に答う
(
たやまかたいくんにこたう
)
』
本月の「趣味」に田山花袋君が小生に関してこんな事を云われた。——「夏目漱石君はズーデルマンの『カッツェンステッヒ』を評して、そのますます序を逐うて迫り来るがごとき点をひどく感服しておられる。氏の近作『三四郎』はこの筆法で往くつもりだとか聞い …
著者
夏目漱石
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約5分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
苦
(
く
)
貶
(
へん
)
旨
(
むね
)
真似
(
まね
)
駄目
(
だめ
)
逐
(
お
)
褒貶
(
ほうへん
)
蒲団
(
ふとん
)
臭味
(
くさみ
)
紛
(
まぎ
)
端
(
はし
)
功力
(
くりき
)
痕迹
(
こんせき
)
疎忽
(
そこつ
)
拵
(
こしら
)
妄評
(
もうひょう
)
固
(
もと
)
嗜好
(
しこう
)
口惜
(
くや
)