“だめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
駄目87.0%
5.5%
無益2.0%
1.5%
徒目1.0%
無効0.5%
徒勞0.5%
無效0.5%
絶望0.5%
絶滅0.5%
駄眼0.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「うらやましからう。だが、これは天祐てんゆうといふもので、いくら自分じぶん君達きみたちをいれてあげやうとしたところで駄目だめなんだ」
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)
空費してる時間、投げ出してる仕事、駄目だめになってる未来、そういうことをこの虚無の間にふと思い起こすと、恐ろしくて慄然りつぜんとした。
そうしてこの街で一番繁華な狭い通りへ来ると、そこの暗い横露地へズンズン曲り込んで、黒いだめの横にある小さな入口へ腰をかがめて這入ると、アトをピシャンと閉めてしまいました。
クチマネ (新字新仮名) / 夢野久作海若藍平(著)
下水だめの中に、ばばはち込んでいるのだった。髪や顔に、菜屑なくずだのわらだのこびりつけて、
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「もうしましょう! 無益だめです、無益だめです、いくら言っても無益だめです。……アア疲労くたびれた! しかし最後に一ごんしますがね、僕は人間を二種に区別したい、いわく驚く人、曰く平気な人……」
牛肉と馬鈴薯 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
角「おめえさんとぼけたって無益だめだよ、おかめ此処へ来て一寸ちょいとお目にかゝれ」
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
私の様子黙って眺めてた夫が「園子!」いうていきなり手エつかんで、「まあ、待ってくれ! こないなったら孰方どっちがどうなるか運だめしや。その薬換えことして飲もやないか」いいますのんで
(新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
とても來年にならなければ徒目だめだ。
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
其一時間が經つて行く、まだ一分あるぞなどとあゝ徒目だめだ。
落葉 (旧字旧仮名) / レミ・ドゥ・グルモン(著)
「角川の息子を殺してろうと思って行ったんだけれども、見付かったんで無効だめだった。それから大勢に追掛おっかけられて、やッと此処ここまで逃げて来たんだ。」
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
「はは、判った。お前はの市郎に惚れているのだろう。無効だめだからおしよ。先方むこうじゃアお前を嫌い抜いているのだから……。」
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
徒勞だめだよそんぢや、あんでも六錢の横薦よこゞもつけていてたんだぞ、血統證けつとうしようまでんぞ、あゝ、はねえぞ」
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
乳母 あゝ、かなしや! なしゃった/\/\! もう無效だめでござります、もう無效だめでござります。あゝ、かなしや!……なしゃった、ころされさっしゃった、なしゃった!
ヂュリ おゝ、はやめて、そしてしめてまうたら、わたしと一しょにいてくだされ。もう絶望だめぢゃ! 絶望だめぢゃ、絶望だめぢゃ!
よしうでないにせい、まへのは最早もう絶滅だめぢゃ、いや、絶滅だめ同樣どうやうぢゃ、はなれてんでござって、貴孃こなたのまゝにならぬによって。
現在げんざいわたくしとて、まだまだ一こう駄眼だめでございますが、帰幽当座きゆうとうざわたくしなどはまるでみにくい執着しゅうじゃく凝塊かたまり只今ただいまおもしてもかおあからんでしまいます……。