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『姫たちばな』
ふりがな文庫
『
姫たちばな
(
ひめたちばな
)
』
はじめのほどは橘も何か嬉しかった。なにごともないおとめの日とちがい、日ごとにふえるような一日という日が今までにくらべ自分のためにつくられていることを、そして生きた一日として迎えることができた。日というものがこんなに佳く橘に人事でなく存在して …
著者
室生犀星
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「日本評論」1941(昭和16)年3月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約39分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間5分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
暗
(
くらや
)
契
(
ちぎろ
)
射
(
うち
)
対
(
む
)
哄
(
わら
)
昂
(
たかぶ
)
襲
(
かさね
)
喪
(
うしの
)
煙
(
けぶ
)
猟夫
(
さつお
)
歪
(
ま
)
愛
(
かな
)
忝
(
かたじけの
)
遜
(
へ
)
弾
(
はず
)
畔
(
あぜ
)
潜
(
もぐ
)
漸
(
やっ
)
温
(
ぬる
)
殆
(
ほとんど
)
破
(
や
)
柔
(
やさ
)
柄
(
つか
)
最中
(
さなか
)
確
(
しっか
)
確乎
(
しっかり
)
折
(
おり
)
打交
(
うちかわ
)
思
(
おもい
)
射
(
う
)
逸
(
いっ
)
仰
(
おお
)
馳
(
はし
)
香
(
こう
)
股
(
もも
)
肯
(
うなず
)
厳
(
おごそ
)
交
(
かわ
)
吩附
(
いいつ
)
或
(
あ
)
番
(
つが
)
退
(
ひ
)
悒
(
いぶ
)
相射
(
あいうち
)
優
(
まさ
)
凡
(
すべ
)
怖
(
こわ
)
堪
(
た
)
貴所
(
きしょ
)
声音
(
こえ
)
瞬
(
まばた
)
失
(
な
)
陥
(
お
)
荒魂
(
あらたま
)
委
(
まか
)
棺
(
ひつぎ
)
駆
(
かけ
)
萌
(
も
)
裳
(
も
)
葬
(
ほうむ
)
射
(
い
)
築地
(
ついじ
)
暫
(
しば
)
礫
(
こいし
)
香匳
(
こうれん
)
美事
(
みごと
)
纏
(
まと
)
繁
(
しげ
)
練色
(
ねりいろ
)
顫
(
ふる
)
綾
(
あや
)
絢爛
(
けんらん
)
経
(
た
)
紫苑
(
しおん
)
紐
(
ひも
)
粧
(
よそお
)
粗
(
あら
)
空射
(
からうち
)
祷
(
いの
)
礫
(
つぶて
)
眼附
(
めつき
)
黒鶫
(
くろつぐみ
)
片袖
(
かたそで
)
狙
(
ねら
)
狩衣
(
かりぎぬ
)
鶯
(
うぐいす
)
鶫
(
つぐみ
)
鯛
(
たい
)
益々
(
ますます
)
相射
(
あいう
)
相殺
(
そうさい
)
高膳
(
たかぜん
)
相触
(
あいふ
)
眼当
(
めあて
)
香
(
か
)
膝頭
(
ひざがしら
)
硬
(
こわ
)
硯筥
(
すずりばこ
)
矢痍
(
やきず
)
館
(
やかた
)