石ころ路いしころみち
島へ着いた翌日から強い風が出て、後三日にわたって吹いて吹き捲った。雨も時々まじったが、何より風の強さに驚いた。島の人に訊くと、こんな風ならしょっちゅうだと言う。もっとひどいときのはどんなだろうと思った。 僕の着いた日は、海にうねりこそあった …
作品に特徴的な語句
微笑わらい かん うる 上手かみて 上敷うわじき くだ 下手しもて つぶ つね まく 眺望ちょうぼう 突鼻とっぱな すか ひら 一瞥いちべつ 仕科しぐさ 他人ひと 仲居なかい 伐採ばっさい てい 円味まるみ 勾配こうばい おろ 厄介やっかい 厖大ぼうだい 叮嚀ていねい 呆然ぼうぜん 咄嗟とっさ せき 唯一ゆいいつ うな すす しゃべ 執拗しつよう めい とが 屈指くっし けわ 微細びさい 悄気しょげ くや あわ 折檻せっかん 招伴しょうばん 指物さしもの ひね しぼ 斑牛まだらうし 断崖だんがい かさ 木理もくめ 板囲いたがこ 梯子はしご わん くすのき はん 様子ようす 檜垣ひがき 気倦けだ 没落ぼつらく 波浮はぶ よだれ ぬく すべ 灌木かんぼく おい 由来ゆらい 疎林そりん 疳高かんだか やしろ 神着かみつき 禿 秣畑まぐさばた かまど はし くわ 素白しらふ 紺絣こんがすり 絵馬えま 耕地こうち さかな 背負しょ