“招伴”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょうばん80.0%
せうばん20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのほか酒飲会さけのみかいへ出席するとか、芸者買の招伴しょうばんをするとか、無用無益な贅沢ぜいたくを廃したらば日本人の富の程度でも随分上等な食物が得られます。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
彼はしばしば猟の獲物を土産に持ってきてくれたので、僕もそのお招伴しょうばんにあずかった。
石ころ路 (新字新仮名) / 田畑修一郎(著)
其れに招伴せうばんをする者は主婦と、特別に下宿人の中から僕一人が選ばれる。主婦は毎日早起はやおきをして天気さへ好ければ婆さんを馬車や自動車に乗せて散歩にれてく。芝居へも度度たびたび一緒にく。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)