𢌞米問屋くわいまいどんや)” の例文
おほきくたな。)——當今たうこん三等米さんとうまい一升いつしようにつき約四十三錢やくよんじふさんせんろんずるものに、𢌞米問屋くわいまいどんや知己ちきがあらうはずはない。
深川浅景 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
よるは(かは)のならんだその屋號やがうに、電燈でんとうがきら/\とかゞやくのであらうもれない。あからさまにはいはないが、これはわたしつた𢌞米問屋くわいまいどんやである。
深川浅景 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)