“黒慈姑”の読み方と例文
読み方割合
えぐ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
餓えて憩っている老翁のために魚鳥の獲ものの剰ったのを持って来て呉れたり、菱の実や、黒慈姑えぐを持って来て呉れたりした。雨露を凌ぐこもの小屋さえ建てて呉れた。
富士 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)