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黄袋
ふりがな文庫
“黄袋”の読み方と例文
読み方
割合
きぶくろ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きぶくろ
(逆引き)
「お
薬湯
(
やくとう
)
が切れたのです。いつぞや
土屋
(
つちや
)
が送ってくれた薬種のうちの
黄袋
(
きぶくろ
)
はもうありませぬか」
私本太平記:06 八荒帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
エジプト産の人間の
木乃伊
(
みいら
)
、薬を入れた大小
黄袋
(
きぶくろ
)
、玻璃に載せられた朝鮮人参、オランダ文字の異国の書籍、水盤に入れられた真紅の小魚……もちろんいちいちそれらの物が
名人地獄
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
黄袋(きぶくろ)の例文をもっと
(2作品)
見る
“黄袋”の解説
黄袋(きぶくろ)とは、額縁や骨董品などを包むための袋。
その名のとおり黄色い布でできており、タトウ箱や桐箱などにしまう際に額や作品を傷めないようにする役割がある。また、その染料にはウコンが使われているため防虫効果も期待できる。黄袋は日光によって色褪せしやすいが、それは逆に保存状態を知るための目安にもなる。黄袋はビニール袋と違い通気性に富み、湿気から額縁などを守り、カビにくくする効果もある。
差し箱やタトウ箱から額を引き出すにも丈夫な黄袋が都合良い。
(出典:Wikipedia)
黄
常用漢字
小2
部首:⿈
11画
袋
常用漢字
中学
部首:⾐
11画
“黄”で始まる語句
黄昏
黄金
黄
黄色
黄金色
黄楊
黄泉
黄葉
黄昏時
黄八丈
“黄袋”のふりがなが多い著者
国枝史郎
吉川英治