黄承彦こうしょうげん)” の例文
いわゆる襄陽名士なる知識階級の一群には、崔州平さいしゅうへい司馬徽しばき龐徳公ほうとくこうなどという大先輩がいたし、中でも河南の名士黄承彦こうしょうげんはすっかり孔明を見込んで
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「てまえは、臥龍の岳父しゅうと黄承彦こうしょうげんというものじゃが……して、あなた様は?」と、怪訝いぶかった。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「自分は諸葛亮しょかつりょうしゅうと黄承彦こうしょうげんの友で、久しくこの先の山に住んでいる者なり」という。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その黄承彦こうしょうげんさえ、娘をやる時
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)