“魁異(かいい)” の例文
しかし、竹童が締(し)めたおされたのも目撃(もくげき)したし、その魁異(かいい)な妖人(ようじん)のすがたは、夢寐(むび)にも忘(わす)れていない仇敵(きゅうてき)である。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
いやもう少し遡(さかのぼ)って彼を観ると、この夏七月、兵を擁(よう)して、堂々と、平家が退去した後へ入洛(じゅらく)して来た時は、得意でもあったろうが、もっと落着きもみえ、こんな魁異(かいい)な大将には思われなかった。
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)