“髪垢(ふけ)” の例文
と独語(ひとりご)つところへ、うッそりと来かかる四十ばかりの男、薄汚(うすぎたな)い衣服(なり)、髪垢(ふけ)だらけの頭したるが、裏口から覗(のぞ)きこみながら、異(おつ)に潰(つぶ)れた声で呼(よ)ぶ。
貧乏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)