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高天原
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たかまのはら
ふりがな文庫
“
高天原
(
たかまのはら
)” の例文
「すなわち
高天原
(
たかまのはら
)
皆暗く、
葦原中国
(
あしはらのなかつくに
)
ことごとに
闇
(
くら
)
し」というのも、噴煙降灰による天地
晦冥
(
かいめい
)
の状を思わせる。
神話と地球物理学
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
「西さんそこへと飛んで來て、何をするかと見てあれば、
高天原
(
たかまのはら
)
に
神
(
かん
)
ずまり、
嚊
(
かゝ
)
の腹に子がやどる。……」
天満宮
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
「それでは、お姉上さまにおいとま
乞
(
ご
)
いをしてこよう」とおっしゃりながら、そのまま大空の上の、
高天原
(
たかまのはら
)
をめざして、どんどんのぼっていらっしゃいました。
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
高天原
(
たかまのはら
)
に
神留
(
かんづま
)
ります
皇親
(
すめらがむつ
)
、
神漏岐
(
かむろぎ
)
、
神漏美
(
かむろみ
)
の
命
(
みこと
)
をもちて、
大山祇大神
(
おほやまつみのおほんかみ
)
をあふぎまつりて、
青体
(
あをと
)
の
和幣三本
(
にきてみもと
)
、
白体
(
しろと
)
の和幣三本を
一行
(
ひとつら
)
に置き立て、
種々
(
くさぐさ
)
のそなへ
物高成
(
ものたかな
)
して
神祈
(
かむほぎ
)
に祈ぎ給へば
大菩薩峠:32 弁信の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
上は
高天原
(
たかまのはら
)
までもあかあかと照らし、下は中つ国までいちめんに照り
輝
(
かがや
)
かせておりました。
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
▼ もっと見る
まず天と地とができあがりますと、それといっしょにわれわれ日本人のいちばんご先祖の、
天御中主神
(
あめのみなかぬしのかみ
)
とおっしゃる神さまが、天の上の
高天原
(
たかまのはら
)
というところへお生まれになりました。
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
“高天原”の意味
《名詞》
高 天 原(たかまがはら)
日本神話で天の神々がいたところ。「たかまのはら」ともいう。
(出典:Wiktionary)
“高天原”の解説
高天原(たかまがはら、たかまのはら、たかあまはら、たかあまのはら、たかのあまはら)は、『古事記』に含まれる日本神話および祝詞において、天照大御神を主宰神とした天津神が住んでいるとされた場所のことで、有名な岩戸の段も高天原が舞台である。
(出典:Wikipedia)
高
常用漢字
小2
部首:⾼
10画
天
常用漢字
小1
部首:⼤
4画
原
常用漢字
小2
部首:⼚
10画
“高天原”で始まる語句
高天原広野姫尊
高天原広野姫尊様
高天原廣野姫尊
高天原廣野姫尊樣