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髑髏
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しゃりこうべ
ふりがな文庫
“
髑髏
(
しゃりこうべ
)” の例文
もとは、佐倉の佐藤塾で洋方医の病理解剖を勉強していたが、墓から持って来たたったひとつの
髑髏
(
しゃりこうべ
)
が
唯一
(
ゆいつ
)
の標本。
顎十郎捕物帳:14 蕃拉布
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
「こちとらとは少し頭の寸法が違うんだ。
右大将
(
うだいしょう
)
頼朝公
(
よりともこう
)
の
髑髏
(
しゃりこうべ
)
と来ているんだから」
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
文覚
(
もんがく
)
上人が、頼朝に源家再興の旗印を上げさせるきっかけをつくったという、例の義朝の
髑髏
(
しゃりこうべ
)
は、実は偽物であった。唯、頼朝に謀叛心を起させようという、上人の計略であったのだ。
現代語訳 平家物語:12 第十二巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
時に青空に霧をかけた釣鐘が、たちまち黒く頭上を蔽うて、
破納屋
(
やれなや
)
の石臼も
眼
(
まなこ
)
が窪み口が欠けて
髑髏
(
しゃりこうべ
)
のように見え、
曼珠沙華
(
まんじゅしゃげ
)
も鬼火に燃えて、
四辺
(
あたり
)
が
真暗
(
まっくら
)
になったのは、
眩
(
めくるめ
)
く心地がしたからである。
夫人利生記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“髑髏”の意味
《名詞》
髑 髏(どくろ, されこうべ, しゃれこうべ, しゃりこうべ)
風雨にさらされるなどで白骨化した頭蓋骨。主に人間のもの。
(出典:Wiktionary)
“髑髏”の解説
髑髏(どくろ、されこうべ、しゃれこうべ、しゃりこうべ、en: Skull)は白骨化したヒトの頭部の頭蓋骨を指す名称である。「されこうべ」(しゃれこうべ)は「晒され頭(こうべ)」の意味。一般に死の象徴とされる。
(出典:Wikipedia)
髑
漢検1級
部首:⾻
23画
髏
漢検1級
部首:⾻
21画
“髑髏”で始まる語句
髑髏洞
髑髏島
髑髏魚
髑髏人
髑髏杯
髑髏盃
髑髏舞