“駿敏”の読み方と例文
読み方割合
しゅんびん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たちまち額の下へかっちりまとまってしまって、セントヘレナのナポレオンをつぼみにしたような駿敏しゅんびんな顔になった。
母子叙情 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
地方の人が多かった。それにくらべられるためか、復一は際だった駿敏しゅんびんで、目端めはしの利く青年に見えた。
金魚撩乱 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)