“駕側”の読み方と例文
読み方割合
かごわき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
途中、駕側かごわき郷士ごうしが、肩を代えることは度々たびたびでしたが、休むということもなく、足取りのゆるくなることもありませんから、何を問う機会もない。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
鴻山は駕側かごわきの者をねぎらって、少し離れた所に、茫然と立っている、お綱と万吉のそばへ寄ってきた。そして不意に
鳴門秘帖:02 江戸の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)