“香城”の読み方と例文
読み方割合
こうじょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
香城こうじょうはその晩年の号である。けい安積艮斎あさかごんさいに受け、医を躋寿館せいじゅかんに学び、父槐園かいえんのちけて幕府の医官となり、天保十二年には三十八歳で躋寿館の教諭になっていた。栗本鋤雲は栲窓の弟である。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)