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首縊
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くびくくり
ふりがな文庫
“
首縊
(
くびくくり
)” の例文
神田三崎町
(
かんだみさきちょう
)
の
調練場跡
(
ちょうれんばあと
)
は
人殺
(
ひとごろし
)
や
首縊
(
くびくくり
)
の噂で夕暮からは誰一人通るものもない恐しい処であった。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
昨日二度、今朝一度、都合三度此家の前を通つた自分は、三度共此大章魚の
首縊
(
くびくくり
)
を見た。
葬列
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
翌朝私が眼を
覚
(
さま
)
すと、例の小僧が
家
(
うち
)
へ
馳込
(
かけこ
)
んで来て、また
河岸
(
かし
)
のあの
柏
(
かしわ
)
へ
首縊
(
くびくくり
)
がある
死神
(新字新仮名)
/
岡崎雪声
(著)
腫物
(
しゅもつ
)
が出来ても針をすることは
先
(
ま
)
ず見合せたいと
云
(
い
)
い、
一寸
(
ちょっ
)
とした怪我でも血が出ると
顔色
(
がんしょく
)
が青くなる。毎度都会の地にある
行倒
(
ゆきだおれ
)
、
首縊
(
くびくくり
)
、変死人などは何としても見ることが出来ない。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
首
常用漢字
小2
部首:⾸
9画
縊
漢検1級
部首:⽷
16画
“首縊”で始まる語句
首縊松
首縊幽霊