“首夏（しゅか）” の例文
素堂の句は視覚、聴覚、味覚を併せて、首夏（しゅか）の爽（さわやか）な感じを尽しているので、解釈するのに便宜であるが、この孟遠の句はそれほどはっきりしてはいない。
古句を観る (新字新仮名) ／ 柴田宵曲(著)
清和属二首夏一　清和（せいわ）は首夏（しゅか）に属（ぞく）す
向嶋 (新字新仮名) ／ 永井荷風(著)
首夏（しゅか）馬場金埒（ばばきんらち）
日和下駄：一名　東京散策記 (新字新仮名) ／ 永井荷風(著)