飯皿いひざら)” の例文
ただひとつお庭に白しすべすべとめつくしける犬の飯皿いひざら (一三二頁、還元)
文庫版『雀の卵』覚書 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
犬の子に白き飯皿いひざら、子鴉に青き飯皿、朝夕に同じ飯盛り、おのがじじ食せよとべば、犬の子はが飯惜しと、子鴉はが飯惜しと、犬の子は子鴉が飯、子鴉は犬の子が飯、ひたぶるに奪ひ取らむと
雀の卵 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
犬の子に白き飯皿いひざら、子鴉に青き飯皿、朝夕に同じ飯盛り、おのがじじせよとべば、犬の子はが飯惜しと、子鴉はが飯惜しと、犬の子は子鴉が飯、子鴉は犬の子が飯、ひたぶるに奪ひ取らむと
観相の秋 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)