“飯皿”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いひざら75.0%
めしざら25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただひとつお庭に白しすべすべとめつくしける犬の飯皿いひざら (一三二頁、還元)
文庫版『雀の卵』覚書 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
犬の子に白き飯皿いひざら、子鴉に青き飯皿、朝夕に同じ飯盛り、おのがじじ食せよとべば、犬の子はが飯惜しと、子鴉はが飯惜しと、犬の子は子鴉が飯、子鴉は犬の子が飯、ひたぶるに奪ひ取らむと
雀の卵 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
ただ一つ庭には白しすべすべとめつくしける犬の飯皿めしざら (一三二頁)
文庫版『雀の卵』覚書 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)