“飯店”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
めしや66.7%
ファンテン33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これこそストランド「中国飯店めしや藤井ふじい米治よねじ氏大奮闘——の紙上披露である。すき焼開始並びに神秘的な豚鍋よ、永久にBANZAI!
そこでは、この夜更けにも夕ぐれの色とにおいがくまなく往きわたって、いまこうしてキタイスカヤ街をまがろうとしている私と彼女に、眼のまえの「飯店めしや」の裏口に貼った紙がはっきりと読めるのだ。
踊る地平線:01 踊る地平線 (新字新仮名) / 谷譲次(著)
彼は、吐き出すように呟いたが、油のける強い臭いを漂わして軒から煙を出している飯店ファンテンに気がつくと、酒でも飲んで見たらと思った。
雲南守備兵 (新字新仮名) / 木村荘十(著)
例の鋭い眼をえて考え込み、飯店ファンテンの亭主が出て来てしきりにわびをいうのも聞き流して、真青な顔をして飯店を出た。
雲南守備兵 (新字新仮名) / 木村荘十(著)